okinaccoの暮らしのいろどり

okinaccoことシュフおきもとじゅんこの日々の生活、子育て、手仕事、だいすきな染めものについて綴るブログです

生き永らえるために生きるんじゃない

わたしが考える「生きる」の定義のお話であります

 

地球とからだにやさしい染めokinacco、おきもとじゅんこです

 

自己紹介はコチラ

https://okinacco.hatenablog.com/entry/2019/05/08/214620

 

f:id:okinacco:20200418092108j:image

70歳の母が骨折して入院しました。

 

タイミング〜

今はきっと病院のベッドはいっぱいで、スタッフの方々ほんまに混乱されていることでしょう。

もちろん家族は会いに行けません。

電話で話すと「看護師さんがナースコール鳴らしたのに云々」という旨の不満を言っていました。

肋骨複数箇所の圧迫骨折、じっと寝ていて折れるほど骨が脆い

治すにもじっと寝ているしかない、とのことで

食事も何もかもすべてベッドの上で

それはストレスもあり不満も言いたくはなるだろうなあ。

 

ちなみに97歳祖母も骨折が重なり、リハビリ施設入院中、こちらにも会いにいけません。

うつくしい姿勢でほんとうに清い生き方をして一族の守り神さまみたいだった白髪の祖母ですが

家族とおしゃべりすることもなく何か月も施設にいて、前と全く同じ様子で帰ってくるかわかりません。

 

万が一、コロナウイルスに感染していた場合(または院内で感染した場合)

 

・指定感染症なのでただちに隔離される

・高齢で高血圧で動かない生活をしていて体力も落ちているため重症化し最悪のケースになる可能性あり

・もちろん家族とは直接会えない

 

日々を楽しく生きることばっかり考えてきたわたしですが

コロナウイルス感染拡大に際して

人の意識が、いとも簡単に「大きな流れ」に乗せられて、一方へ集められていく様を、文字通り「肌で感じて」

 

いつか誰にも必ず来る死に向き合い今をどう生きるか

 

という、根本同じだけれどちょっと趣きが違うことを考えるようになりました。

 

人はみんな違うから、彼女たちの気持ちはわからないけれど

もしも入院しているのがわたしだったら

 

院内で発症して隔離される最期ではなく

退院して孫の顔を見ながら太陽の下で土でもいじって暮らした最期がいい。

たとえ生きる時間がいくらか短くなったとしても、です。

 

生き永らえるために生きるんじゃない

 

死なない方法を必死で追いかけたり

周りの人を死に至らしめるのでは、と怯えるのではなく。

 

※あ、もちろん母や祖母が今すぐ死にそうなほど深刻な状況だとかではないです

 

「何かおかしい」と思ったら考えよう。

「コロナだから仕方がない」という雰囲気で判断しない思考を保ちたい。

 

自由、人権、やさしさ、賢さを今大切にしたいです。

 

コロナウイルスはなくならない

騒動は終息しない

わたしたちの生活のどこに位置付けるかの問題だと思っています。

f:id:okinacco:20200418092135j:image

 

お問い合わせは

okinacco@gmail.com

 

おきもとじゅんこFBプロフィールはコチラ

https://www.facebook.com/junko.okimoto.7